朝、雨上がりで、青空が映ってました。
先日、ゼミの先輩方の案内で、日暮里・谷中銀座に行き、
もうその時から、東京の右半分の魅力に惹かれてしまいました…!
一人で谷中からずっと歩いてみました。
午後2時すぎ、散歩開始。
都営バスで、根津へ。
そこから坂をのぼって谷中地域に入っていきました。
そこで気づいたこと、
谷中では、
今まで培ってきたイメージを再生産することで新たな経済活動を呼び込んだり、
新しい文化活動を呼び込むようになってきているらしく、
古民家風の旅館や、木造・モダンなアトリエがたくさんありました。
それまでの木造の雰囲気を、新しく立て直した建物でも再現しようとしているようです。
それにしても、古民家や下町とアートやデザインなどは、どうしてこうも結びつくんでしょうね。
谷中の風景はとても気に入りました。
台地の上にあり、寺社などが多いため、空が広いんです。
東京なのか!と驚くほどに。
のんびりした雰囲気ただよい、
冬の寒風のなかでも猫の日向ぼっこのポイントがたくさんありそうなまちです。
とつぜん、こんな景色に出会います。
↓どうやら、地区の人たちにこの景色は守られているようです。
寺社が多く並んでいる。ポツリポツリとマンションが。
そのうちに、谷中霊園へ。
中村正直(なぜそこ!)など多くの著名人が眠る。
しかし、辛気臭いお墓参り気分はあまりないのです。
開放的な広さがあり、行き交う人も多く、
そして下町のまちなみが続くその先で、塀や仕切りなく霊園が続いていくので、とても親しみやすい町の一部、生活空間の延長のようであった。
霊園といえどもその存在は優しい。
古民家風の建物、広い道、そして遠くにみえる高層マンションが印象的です。
境界はなく、住宅街にそのまんまどーん。
なるほど、そういう考え方もある
カタカナにすればおしゃれ、ってものでもない、ショウゾウさんよ。
谷中銀座の周辺に。
この日はひみつ堂に行列はなかった。
岡倉天心記念公園。
この中に、金色の岡倉天心がいます。なるほど、こんな顔してたのね、って顔。
谷中銀座、西側を南北に走る、よみせ通り
谷中銀座
『肉のサトー』のメンチ と ウズラの卵
“夕焼けだんだん”にて
日暮里駅 “トレインミュージアム”
ほら、ちゃんと、説明板もあるでしょ。 なに言ってるの、これがミュージアムだよ。
谷中は、とてもいい雰囲気でした。
というのも、
大学に入り東京に来てから、
左半分のこぎれいで、文化の蓄積も吹っ飛ばしてしまった、マネーの吹き荒れる、清潔で“おしゃれな”街ばかりみていたので、今回初めて、右半分にしっかりと足を踏み入れて歩いた実感。
といっても、
その左の清潔・無菌との対照から見出されてきた“下町”感を利用・再生産して、
ひと儲けしよう、自由に作り変えようという意図も随所に見られ、
おしゃれな街にしたり、観光地化したりと、街の生き残り戦争の最前線をも垣間見えました。
その左の清潔・無菌との対照から見出されてきた“下町”感を利用・再生産して、
ひと儲けしよう、自由に作り変えようという意図も随所に見られ、
おしゃれな街にしたり、観光地化したりと、街の生き残り戦争の最前線をも垣間見えました。
正直、まだ歩き足りないです。
路地裏とか小さな公園とか古びた置き物とか素敵です。
路地裏とか小さな公園とか古びた置き物とか素敵です。
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